【改革派中部】  〈巻頭言〉「神の平和」  辻 幸宏牧師




 今、自衛隊が人道援助の名を借りてイラクに派遣されています。こうした政治的な事柄に対して、教会は口を出すべきではないとの声もあります。しかしこの問題は、私たちのキリスト者としての生き方そのものが問われているのです。私たちは創立宣言で、有神論的人生観世界観の確立を謳っています。このことは、神の愛、神の平和を、私たち自身が実践し、また人々に訴えていくことが求められています。

 たとえ、自衛隊においてなされている行為が尊い働きであったにせよ、銃が突き詰められている側に立った時、ここに真の愛を受け入れる要素はありません。反抗心を失い従うか、反感を買うことになります。いずれによせ心からの受け入れられることはなく、愛が伝えられ、平和が訪れることはありません。

 「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
  あなたがたの天の父の子となるためである。」
                        (マタイ5:44b-45a)

 『隣人を自分のように愛しなさい。』 (マタイ22:39b)

                                (2004.7 改革派中部掲載)

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